gitea構築

環境
動機
インストール
初期設定
ディレクトリを変更したい場合
SSH 設定

環境

ハードウェア：ラズベリーパイ4

OS: Rasbian

動機

GitLabの次に人気で、Go言語製で軽量らしいから使ってみたい

インストール

好きなディレクトリにバイナリをここからダウンロード
アーキテクチャは各環境に合わせて選択
今回は最新バージョンの1.15.3でアーキテクチャはarm6

wget -O gitea https://dl.gitea.io/gitea/1.15.3/gitea-1.15.3-linux-arm-6
chmod +x gitea

2. gitがインストールされていることを確認。されていない場合はapt install git

git --version

3. gitea実行ユーザーを作成

adduser --system --shell /bin/bash --gecos 'Git Version Control' --group --disabled-password --home /home/git git

4. ディレクトリ用意

mkdir -p /var/lib/gitea/{custom,data,log}
chown -R git:git /var/lib/gitea/
chmod -R 750 /var/lib/gitea/
mkdir /etc/gitea
chown root:git /etc/gitea
chmod 770 /etc/gitea

5. 実行ディレクトリ設定

export GITEA_WORK_DIR=/var/lib/gitea/

6. 実行ファイルを移動

mv gitea /usr/local/bin/gitea

7. 自動起動用にsystemdの設定ファイルをダウンロード

sudo wget https://raw.githubusercontent.com/go-gitea/gitea/main/contrib/systemd/gitea.service

8. serviceファイルをsystemd管理フォルダに移動

sudo mv gitea.service /etc/systemd/system

9. サービスを登録＆起動

sudo systemctl enable gitea
sudo systemctl start gitea

初期設定

giteaを起動した、サーバの3000番ポートに接続
http://(サーバーIP):3000/
データベースを選択し、設定する。
今回は一番お手軽なsqlite3

2.あとは適当に基本設定を入力する
3.拡張設定が必要であれば、入力して、「giteaをインストール」を押下する。

ディレクトリを変更したい場合

/etc/gitea/app.iniを編集
/var/lib/giteaとなっている箇所をすべて変更したいディレクトリに変更

/etc/systemd/system/gitea.serviceを編集
/var/lib/giteaとなっている箇所をすべて変更したいディレクトリに変更

サービスを再読み込みして、再起動する

sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl stop gitea
sudo systemctl start gitea

SSH 設定

/etc/gitea/app.iniの[server]に下記を追加し、gitea再起動

giteaは組み込みのSSHサーバが稼働するため、稼働中のSSHとポートが競合しないようにする。

DISABLE_SSH      = false
SSH_PORT         = 10022
START_SSH_SERVER = true